「なんでうちの子は勉強しないの?」それは本当に子どものせいですか?
皆さんこんにちは!
今回は子どものやる気についてです。
あるお母さんから
「息子にやる気がなくて困っている」と相談があり
息子に「何とか勉強のやる気をださせてほしい」
「自分で勉強出来るようにして欲しい」
とのことでした。
お母さんは既に、お母さんなりに息子が勉強するような手立てを色々と尽くしてきたようだったですが、息子さんにはその思いが伝わっていない様子。
お母さんは「息子は何で私の言うことを聞かないのだろう?」と悩んでいる様子でした。
お話をきいていくと、そのお母さんは、
「息子に、自分の言うことを聞かせることが出来ない」という自分に対する不甲斐無さや、やる気がない息子の将来をを思うと「心配でたまらない」とのことでした。
もちろん親の立場からしてみれば子どもに苦労をさせたくはないし、
どうすれば社会に出たときに有利になるのか経験して分かってるのでそれを子どもに教えたい気持ちは痛いほどよく分かります。
ですが私の経験上、親から勉強しなさいと言われたり、親が子どもを手伝おうとすればするほど子どものやる気は無くなる傾向にあります。
言ってはいけない言葉
一番言ってはいけない言葉は「勉強したの(しなさい)?」です
これは、強制されているように感じるので子どもはとても嫌がります。
また、本当に勉強しようと思っているときに言われたら子どもはやる気がなくなります。
子どもにやる気を持たせる方法
◎少しでも出来たら褒める
全く勉強しないことは無いと思うので、少しでも勉強したらそれを褒めてあげましょう。親から見たら「たったこれだけ」と思うかもしれませんが、子どもからすれば「こんなにたくさん」かもしれません。
◎間接的に褒める
子どもを直接褒めることも必要ですが、間接的に褒めることも必要です。
例えば、子どもに聞こえているであろう距離で子どもに向かってではなく、旦那さんなどに向かって「今日○○(子どもの名前)は自分から勉強を始めて偉かったんですよ」と言ってあげます。
人は誰しも、「自分がいない所で話している自分の事」は気になります。
◎一緒に計画を立ててあげる
やる気がない子は、何からすればいいか、自分がどこを勉強すればいいのかを理解していないことが多いので、一緒にどこをすればいいのかを決めましょう。
この時も、親が率先してするのではなく、質問形式で、「どうすれば良いと思う?」と聞きながら、アドバイスをしながら進めてください。
番外編
◎親も一緒に勉強する
これは時間がないとできない方法ですが、親が背中で子どもに示すやり方です。
子どもの目につくところで真剣に勉強する姿を見せれば子どものメンタル面に変化が出ます。すぐ出るわけではありませんが長い目で見ることが大事です。
たまに子どもが分かってそうな所を選んで「ここを教えてほしい」ときいてみましょう、そして教えてくれたら「なるほどね、ありがとう」という言葉や「凄いね」と褒めてあげましょう。人に教えることで子ども自身の理解度も深まりますし、もっと人に教えたいと思えればより頑張るようになります。
◎一時しのぎの中毒方法
これは一時しのぎですがモノで釣る方法があります。
「今度のテストで100点取ったらゲーム買ってあげる」や
「成績が上がったら○○のライブチケットあげる」などです。
これはその時は良いですが、使いすぎると、「何か対価が無いと勉強しない」という人間になってしまうのであまりお勧めできませんが、、、
単発でするなら効果的でしょう。
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。