サイトアイコン 苦手な子が面白いほど変われる!算数数学の個別指導

褒めて伸ばす塾

褒めて伸ばすのか叱って伸ばすのか

子どもを褒めて伸ばす授業をしている学習塾です。マイナスな言葉は使わず「別の言い方」を使うことで生徒が嫌な気持ちにならずしかも正しい解き方ができるようになります。心理学を応用しているので会社の部下や新人にも教育の一環として使えますので大人の方もぜひ参考にしてください。

生徒への言葉使い

間違いがあっても「間違っている」と使わない

一生懸命考えて解いた結果を「違う」「間違ってる」と言われるのはあまり気持ちの良いものではありませんし生徒側からすれば否定されたように感じてしまいます。特に「なんでこんな問題も分からないの?」なんて言われた日にはやる気を失うでしょう。

そうならならいように違うを

「惜しい!」

という言葉に言い換えます。

日本語の意味で言うと惜しいとは「もう少し」や「近い」という意味になるので答えや解き方が間違っているときに使う言葉ではありませんがそれでも使います。

何故かというと自分で考えて答えを出したというだけでほとんど正解だからです。算数数学は考える練習のためにあるのでそこができていれば9割合格、正解しているかどうかが残りの1割なので答えが違っていたとしても「惜しい」を使うという考え方です。たとえ、正解が15なのに答えが218とかでも気にしません。

惜しいという言葉を使うことでじゃあ次はどうすればいいのか?という切り替えにすぐに行くことができます。「違う」とバッサリ切ってしまうと落ち込む気持ちが出てしまいサッと次にいけません。これは子どものやる気を引き出すために非常に重要です。

10問中2問できていればそれでOK

計算問題が10問あったとしましょう。それを解いて2問しかできてないと、「なんで2問しかできてないの?」と言ってしまう人がほとんどでしょう。

ですがもしかしたらその子はすごく頑張って頑張って2問正解したのかも知れません。そうだった場合、「なんで2問しか解けないの」という言葉はその子にとってやる気を根底から削ぐ言葉になってしまいます。

そうならないように逆にこう考えてみましょう。

解けた問題が2問もある!2問もできてるじゃん! 次は3問できたら良いね!

たとえ1問も正解してなくても解こうとした後があれば、自分で考えたんやね偉いねと褒めてあげます。考えて分からなかったら先生と一緒にやってみようかと持っていきます。

「できない」ことが悪いのではありません。

できなくても自分で考えようとしていればそれは褒める対象になります。何が悪いかと強いて言えば「考えようとしない」ことです。つまり授業に参加してないとうことです。それはそれで何か原因があるので、世間話から入って子どもの話を聞いてあげます。大抵は学校で嫌なことがあったり家で親に怒られたなどです。

上記の褒め言葉は子どもの才能を伸ばす可能性を秘めた大きなポイントです。今言葉のかけ方が違っていても今日から変えることで効果は充分見込めます。

やらない方がいい事はやったらダメとは言わない

子どもに絶対ダメ!と言えば想像つく通りだいたいやっちゃいますよね。なのでダメという言葉を使いません。それをするとどうなるのかを教えます。例えばもっと簡単な計算方法があるのに難しい計算のやり方をしていたら、「そのやり方ですると何回も計算しないといけなくなって面倒になるよ」というように言います。

人は自分に不利益になる事をしようとしないのでそのイメージを持たせる事でやらないようになります。

令和ではあまりないかも知れませんが、平成生まれ世代では中学生がタバコを吸うことも多々ありました。親は前もって未成年喫煙にならないように教えようとしますがその時もタバコ吸ったらダメだからね!と言ってしまうと、吸った事のない子どもにとっては余計興味のある話になってしまいます。

いったいタバコとはなんなんだろうか?どんな感じがするのか?みんな吸ってるから自分も吸ってみたい、と思うようになり結局は誘惑に負けて吸ってしまいます。そうならないために、ダメという表現は使わずに吸ったらどうなるかを説明してあげて、どっちがいい?と聞いてあげると良いでしょう。

大人への言葉使い

今は時代が変わり仕事場で怒ることは少なくなったと思います。(そもそも「怒る」と「叱る」の使い分けができない上司も増えていますが)

新入社員が社会人としてしっかりしてないから叱ったら次の日には会社を辞めてしまったという話はよく聞きます。(叱られるほうにも問題があるんですけどね)

大人を叱るときも子どもと同じように言ってみてください。

ミスをしても「自分で考えて行動できたことは素晴らしいよ、では次失敗しないようにするためにはどうすればいいと思う?」と言ってあげれば角が立たずに受け入れてくれるでしょう。

「褒めて伸ばす」と「叱って伸ばす」だったら褒めて伸ばした方が双方にとってプラスになる時代ですね

数楽の家

数楽の家不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。

小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。

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