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親の役割と心理

皆さんこんにちは!算数・数学が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家の倉永です!

今回は「親の役割」についてです。

1,現状


昨今の問題になっている、モンスターペアレント、不登校、いじめ、引きこもりや無気力状態、

ひと昔から考えれば、ありえない状態だと思います。
世の中の変化に伴ったものかもしれませんが、一番の原因は教育の変化だと感じます。

小学生の頃から親が学校に来て先生に文句を言う「モンスターペアレント」
最近は、幼稚園、保育園でもいますね。

確かに学校に対して言いたいことがあるのは分かります。
ちょっとそれはどうなのかな?と思うこともあるし、教員の不祥事も増えています。

子どもを大切にしたい一心で意見を言っているのでしょうが、ほとんどが逆効果にしかなりません。

2、学校へのクレームは子どもに帰ってくる

教員の仕事量はとても多いです、
それとプラスして保護者からのクレームが入ると、
先生のキャパがオーバーしてしまい、心に余裕がなくなります。
余裕がなくなれば、些細な事でも感情的になってしまいます。

先生も一人の人間で完ぺきではないので、自分に余裕がなくなれば、
そのしわ寄せは子どもに行きます。

つまり、学校に文句を言えば、解決したように見えますが、回りまわって、
子どもにまた帰ってくるのです。


3、親が言うべきではない


子どもが何か嫌な事があり、親に相談したとしましょう。
それを親が解決しようとして学校に文句を言って解決できたとしても、
子どもは「嫌な事があったら親に言えばいいんだ」と思うようになり自分で解決しようとしなくなります。

これがひどくなると、社会人になってもそれが続き、
何かあったら親が会社に乗り込んでくる、、、、、、
ということになります。そうなれば、周りの同僚や社員とも壁ができ、いづらくなり結局退職になります。

4、学校には何があっても行かせる

最近、「学校に行くのが嫌だったら行かなくていいよ」という親が増えてきたせいで、嫌な事があれば子どもがすぐに学校に行かなくなります。

一度学校に行かなくなれば、途中から復帰できにくくなります。
既に出来上がっているコミュニティーに新たに入るのはかなり大変です。

嫌だろうが何だろうが、学校から逃げさせたらいけません。
嫌な事があれば、学校に行きながら解決する方法を探るべきです。

どうしてもの場合は転校などもありますが、
本人に理由がある場合は、どこにいようと同じことの繰り返しです。

しかも、逃げる癖をつけると、ずっと逃げ続けます。
大人になって会社で嫌な事があったら逃げます。
社会に出たら、嫌な事や理不尽な事は腐るほどありますよね、
それは学校の比でないことは大人なら理解できると思います、

だからこそ、学校である「嫌な事」から子どもを逃がさないでください、
立ち向かわせて、失敗させて、どうやったら切り抜けられるのかを見つけさせてください


5、親の役割とは子どもを守ることではありません


小学生までは、まだ物事の善し悪しが判断しにくいので親が手を差し伸べる機会があると思いますが、中学生になったらもう守るのはお終いです。

子どもが中学生になったら、親は「子どもが失敗したときにどうやって立ち直ればいいのか」を教えなければなりません。

小学生は「失敗しないように教える」でした、それは取り返しのつかない事にならないようにです。包丁の使い方や、横断歩道の渡り方などがその例です。
ですが中学生からは、たくさん失敗させてください、
失敗させて、今度はどうすれば成功するのかを考えさせるのです。
今の子は失敗した経験が少ないので、失敗からの立ち直り方を知りません。

それどころか失敗を知られるのが嫌だからとか、失敗したらもう人前には出られない、と考えるので、すぐ会社を辞めたり、引きこもりになります。


エリートが一度の失敗で会社を辞め、引きこもりになるのはこれです
これは親が子を守りすぎたせいです。

親の本当の役割は、子どもが社会に出て立派に独り立ちできるようにサポートすることです。

子どもの為と思って何でもしてあげることが愛ではないという事を今一度
考え直してみてはいかがでしょうか?

数楽の家

数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。

小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。

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