中1数学の方程式がわからない子用の練習問題プリントです。「移項の考え方」「小数や分数などのかけ算の場合」「かっこが付いている場合」などの練習ができます。方程式がわからない、授業が理解できない、テストが解けないという中学生が
簡単に解けるようになるポイントやコツをつかめる基本問題です。
苦手克服にお使いください。
このプリントを解くと分かること
方程式の「移項の考え方」「小数や分数などのかけ算」「かっこが付いている場合」の解き方を理解できているかの確認ができます。
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無料でダウンロードできる算数プリントですが、家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。
方程式とはどんな意味?
方程式とは、文字を使った数式で
「= (イコール) 」が付いている式のことを言います。
イコールが付いているということは、両辺に同じ数を掛けたり、両辺を同じ数で割ったり、移項ができるということです。
移項とはどんな意味?
移項とは「= (イコール) 」を跳び越して符号を変えること。
例)𝑥 -3=7
-3を移項させると𝑥 =7+3 となります。
解き方・ポイント説明
方程式を解くときは、
必ず「= (イコール) 」をそろえて下に式を書いていきましょう。
イコールをそろえないと見間違いが増えてしまいます。
移項が使えるのは「プラス、マイナス」のときだけです。
例) 𝑥 +3=7 𝑥 -5=3 など
「2𝑥 =10 」 「 1/3𝑥 =2」などの数字と文字の間にかけ算が隠れている問題のときは、
両辺を同じ数で割ったり、同じ数を掛けたりして解きます。マイナスの符号が付いているときは符号の書き忘れに注意しましょう。
かっこが付いているとき
「 10𝑥 -7= 3(𝑥 +14) 」などのかっこが付いている方程式は、
まずは、かっこ展開をします。→ 10𝑥-7=3𝑥+42
最終的に、𝑥=〇〇の形にしたいので
移項を使って左側に 𝑥 を含んだ文字式を、右側に数字だけの式を作ります。→ 10𝑥-3𝑥=42+7
両辺を計算します。→ 7𝑥=49
𝑥 に7が掛けてあるので、両辺を7で割ります。→ 𝑥=7
小数が入っているとき
「 0.9𝑥 − 0.2 = 𝑥 − 0.8 」などの小数が入っている方程式は、
最初に、計算しやすいように両辺を10倍してあげましょう。→ 9𝑥 − 2 = 10𝑥 − 8
あとは同じように計算するだけです。
方程式を勉強する前に...
方程式を勉強する前に次のことを確認しておきましょう。
- 正の数負の数の「加法、減法」ができているか
- 正の数負の数の「乗法、除法」ができているか
方程式でよく出る問題
- 移項(プラス、マイナス)
- 分数、小数
- マイナスの符号が付いている
- かけ算
方程式の文章題でよく出る問題
方程式の利用として文章問題が出てきます。苦手な子は「方程式の計算」ができるようになってから取り組みましょう。
- 速さ、道のり、時間
- 池の周りの追いつく問題、出会う問題
- 年齢
- 比例
- 長椅子
- 割合
- 食塩水(濃度)
苦手な子への教え方
子供に教える時に大切なことは言葉の使い方です。「違う!」「なんで解けないの?」「他の子はできているよ?」というようなネガティブな言葉は使わないようにしましょう。特に算数数学が苦手な子は数字や言葉を理解するのに少し時間がかかることがあります。しかし、慣れてくれば解けるようになります。なぜなら、算数は数字が違うだけで解き方は同じなのですから。
中学2年生ではこんなふうにでるよ
中2になると「等式変形」という文字を2つ以上使った方程式を指定された文字について解きなさい
という単元を習います。この単元は方程式の解き方が理解できていないと解くことができません。
ちょっとだけ等式変形の問題をご紹介
「 3( 𝑥+𝑦 ) = 𝑎 」を 𝑦 について解きましょう。
まずは、かっこの展開をせずに両辺を3で割ります。 → ( 𝑥+𝑦 ) = 𝑎/3
𝑦=〇〇の形にしたいので 𝑥 を移項すると 𝑦=𝑎/3-𝑥 となります。
このプリントの製作者
算数が苦手な小学生専門の個別指導学習塾/数楽の家
算数が嫌い、苦手意識がある、数字すら見たくない、算数の日は学校に行きたくなくなる、という生徒たちを算数が「楽しい!」「面白い!」と思えるような授業で克服に導く場所です。原因は何なのか、いつからそうなったのか、という理由をピンポイントで見つけ出して、一つひとつクリアにしていきます。
授業内容はひたすらプリントを解かせる。ではなく、「なぜそうなるのか」という理由を優しく解説しながら進めていきます。勉強法やテスト対策のアドバイスも行っています。
福岡県福岡市に場所を構えており、対面授業のほかにも算数数学オンライン授業や親御さん向けの正しい算数の教え方講座なども行っています。また、不登校の生徒に対応できる塾でもあります。
講師紹介
倉永 将太朗
チキン南蛮と地鶏が美味しい宮崎県出身
自身も算数数学で苦労した経験があることから、同じ思いをしている子ども達の心に寄り添いながらの授業を行っています。多くの生徒さんに喜んでいただき、現在は
福岡県でナンバーワンの口コミ数
をほこり、予約がなかなか取れない塾となりました。