小学3年生の算数で学習する分数のまとめ問題プリントです。分数の足し算引き算や整数と分数の計算方法、数直線の考え方、文章問題の解き方などが凝縮されています。無料でダウンロードできるPDF教材なので家庭学習(ホームスクーリング)や宿題、テストなどにお役立てください。
小学3年生分数のまとめプリント
無料でダウンロードできる算数プリントですが、家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。
読み方と書き方
プリントを解くときに気を付けて欲しいことは「読み方」と「書き方」です。分数は真ん中の線から下の数字から読み始めます。書くときも下の数字から書き始める癖をつけておきましょう。上から読む癖がついてしまうと学校の先生が話してる言葉が理解できなくなったり、友達との会話にズレが出てしまいます。
分数が苦手な場合
プリントを解いてみてピンときてない場合や、小学3年生になって分数が難しく感じるようになった場合は小学2年生の分数に戻ってみましょう。1つの円を「2つ分に分けたうちの1つ分」が2分の1になることや、細かく分ければ分けるほど「1つ分の大きさが小さくなる」ということが、まだ理解できていない可能性があります。小2のプリントでは、円を2つに分ける・3つに分ける・4つに分けるなどの分け方や1つ分の大きさが絵で表されているので見ながら考える練習ができます。
計算ができているか
分数が苦手な小学生は、計算が苦手な場合が多々あります。繰り上がり繰り下がりの足し算引き算、掛け算九九がスラスラ言えるかどうか、1000-10などの位が違う計算などを一度確認してみましょう。新しい単元に入ると前の単元を忘れてしまいその影響で他の単元も苦手になる…というパターンがよくあります。
小学4年生になると、「帯分数と仮分数の変換」や「0.1と0.01の大きさ」など、分数と小数が複雑になります。他にも、切り上げ切り捨てを使って四捨五入をする「がい数」や+-×÷が混ざった「計算の順番」、平行と垂直を使った角度の考え方、凸凹の面積の出し方など覚える単元が増えます。計算に不安を残したまま4年生になると、日々の算数でいっぱいいっぱいで計算がおろそかになってしまうので3年生のうちに計算はしっかりできるようになっておきましょう。
算数は言葉の使い方が大切
算数が苦手な子に教えるときに重要なことは「言葉の使い方」です。大人が良かれと思って口にした言葉でも子ども側からすれば嫌な気持ちになることがあります。特に気を付けて欲しいことは「違う」という言葉を使わないことです。違うという言葉は子どもにとっては「否定された!」と感じてしまい、やる気が下がったり喧嘩の原因になることがあります。間違っている問題を見つけたときは「惜しい」や「もう一息」などの柔らかい言葉を使ってあげましょう。
記事とプリントについて
この記事は、算数が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家によって書かれています。たくさんの子ども達と関わった経験から「こうしたらもっとよくなります!」を発信していますので参考にして頂けましたら幸いです。
プリントも、実際の授業で使ているものからさらに厳選して掲載していますので、テスト勉強や予習復習、宿題としてもお使い頂けます。学校に通ってない(不登校)生徒やホームスクーリングを取り入れているご家庭、中学受験に向けて動き出している方の自宅学習用としてもお使いください。