皆さんこんにちは!
算数オンライン家庭教師/数学の家の倉永です!
今回は、いじめ問題についてです。
新型コロナウイルスと同様に頻繁に取り上げられるいじめ問題。
世の中の流れをみると、現在では学校でいじめられたら
学校(先生)の責任という風になっていますよね。
確かに親目線からすれば、「学校に預けている」から
学校側が面倒を見るのが筋だろうと思われがちですが、
現場の先生たちからみるとそれは難しいです。
先生一人に対して生徒は30人、しかもずっとは見れないので
子ども達一人一人を把握はできません。
また、「学校側がいじめをなくす対策」をすればいいと
いう方が増えていますが、いじめをなくすことはできません。
学校の教室は社会の縮図
人間が集団になれば、その中でヒエラルキーができるのは自然な事ですよね、
何が基準になるかは、それぞれですが、「勉強ができる」「スポーツができる」「ビジュアルがいい」などなどいろんな理由で決まります。
これは社会そのものです
何かに秀でたものが上に立ち従える。
もっと言えば、上のものが下のものを支配する。
それが教室で起こっています。
大人になれば分かると思いますが、社会は「いじめ」だらけです
会社では上司からのパワハラ、セクハラ、
国には税金をとられ、その使い道はどうなっているか分からない
(税金自体を否定しているわけではありません)
家に帰れば旦那や嫁から色々言われる、、、、
夢のない言い方ですがいじめだらけですよね。
それをいちいち親が守っていたらきりがありません
「いじめを無くす」よりも「いじめられない」為にはどうすればいいかを考える方がその子の為にもなります。
うちの子がいじめられているから学校に文句言ってくるわ!
と行動しても何の効果もありません、逆効果になることの方がほとんどです。
親がそれを続けると子どもは「親が何とかしてくれる」と思うので自分で行動しなくなります。全く親に頼るなというわけではありませんが、何か問題が起きたときに自分で解決する力をつけるためには、子ども自身で解決させた方がいいです。
どうやったらいじめられない?
いじめられないためにどうすればいいか、
いじめられている子の特徴として、「自分の意見を言えない」子がほとんどです。
何故自分の意見を言えないのでしょうか?
それは「自信がない」からです。
子どもは何かしらの成功体験で自信をつけていき自分はすごいんだと思います。
その成功体験が無いと相手に勝てるものが無いので強気になれません。
会社の商談でも同じことです。
業界ナンバーワンで売れ筋も良好の商品Aと普段全く売れてない商品Bだったら立場が変わりますよね。
それと同じで自信があれば強く発言できます。
では、自分の子どもにはどうやって成功体験をさせたらいいでしょうか、、、、
成功体験をひとつひとつ積み上げていくのは時間がかかります。
もっと早く効果を出したいと思っている方もいらっしゃると思いますので
結果が出る一番早い方法をお伝えします。
それは喧嘩が強くなればいいのです。
そんな野蛮な!と思われるかもしれませんが
これが最も早い方法で「相手よりも強い」と分かりやすいです。
最近は、殴り合いの喧嘩をしなくなり、
喧嘩をしたことが無い子が増えました。
これはあまりいい事ではありません
まず「殴り合いの喧嘩」をしたことがなければ、痛みが分かりません、
これは相手の痛みも自分の痛みもです。
人を殴れば、相手も痛いし、自分のこぶしも痛い。
自分が殴られれば自分が痛い。
この痛みを知らないで成長すると相手の痛みを分からない大人になり
加減ができない人間になります。
最近のニュースで、「カッとなって殺してしまった」や「むしゃくしゃして殺した」のような理由は
相手の痛みが分からず、加減を知らないのが原因と言われています
小学生はまだ力が強くないので喧嘩をしてもたいした怪我にはつながりません。
その時期に、ある程度加減が分かるようになれば、どれくらいしたらダメというのが分かります。
喧嘩と暴力は違います。
喧嘩は、理不尽なことに立ち向かうためのもので暴力は、自分の為だけにすることです
何でもかんでも力に頼る子にならないように、
喧嘩は1対1で素手でする。
喧嘩した後はなんで喧嘩したのかを聞いて、それはしていい喧嘩だったのか、それともダメな喧嘩だったのか判断してあげてください
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。