「なんでこんなに生意気なの⁉︎」
子どもが生意気という事はきっと、喧嘩をしたときや言い合いになったときに口が達者で揚げ足をとるような事を言い返してくるのだと思います。ですがそれは、逆に言えば頭が良い証拠ですしエネルギーがないとできないことです。
エネルギーがあるということは何をするにも大事ですし社会で生きていくうえでとても重要です。しかも頭の回転が早くないと、揚げ足もとれませんし、言葉のボキャブラリーも少ないはずです。
自分の子どもが生意気だと思ったら「頭が良い子なんだ」と思うようにしましょう。
どんなことでも文句を言う
何をしても文句しか言わない子がいます。
その子はきっと不満な事があるのでしょう、昔は物事に対して不満を持ってはいけないと言われていましたが、不満があるという事は自分の理想がありもっと別のやりたい事が自分の中にあるという事です。
自分がどうしたいか、何をしたいかが分かる子は目標も立てやすいです。
最近は自分のやりたい事や自分の考えががなく、聞かれても「どれでもいい」「なんでもいい」と無関心、無気力な子が多いのが現状です。
そんな中で不満を言える子は
「自分の理想がしっかりある子」という事です。ですので文句ばっかりを言う子には「どうしたら自分の希望が通るのか」を考えさせてください。問題が起こった時の解決能力がつき将来とても役に立ちます。
「気分じゃないからいいや」
自分の気分でやりたい事や食べたいものなどの行動が変わる子は親も大変だと思います。
社会に出たら周りに合わせないといけないので自分の気分次第で行動する事は厳しいので、子どものうちから色々と教えないといけませんが、「気分屋」という事は実は「感覚が鋭い」という事なんです。
自分の体の感覚や気候や、見た目など、
判断基準は人それぞれでしょうが、色んな情報を無意識に感じ取って自分の良い方向に動こうとする事はとても素晴らしい事です。
感覚は、スポーツや、人を見るときにも役に立ちますし、いざという時に何かに気づいたりできま。つまり動物的な本能が高いということです。
なので子どもの気分屋を治す、よりもそれを使い分ける練習を幼少期から少しずつ始めるといいでしょう。そして気分屋の部分は伸ばしてあげましょう。何かを選ぶ時でも、「感覚的にどっちがいい?」という聞き方をすると感覚が磨かれていいかもしれません。
「頭の回転が遅い」
例えば、計算が遅かったり、言葉の理解が遅い子を頭の回転が遅いと言い表しますが、それは頭が悪いわけではありません。何かを聞かれてものすごく深く考えているかもしれないし、慎重になっているかもしれないからです。
また自分の性格を理解していれば頭の回転が遅いからと思い、1つひとつを丁寧に進める事ができとても素晴らしいものが身につく可能性もあります。親から見れば、「この子は大丈夫なんだろうか...」と心配になるかもしれませんが慌てずにその子のペースに合わせてあげましょう。ウサギと亀の物語にもあるように結局は小さいものをコツコツと積み上げたほうが得です。
最後に
算数を教えるときも子どもたちそれぞれの性格を見ながら指導をします。じっくり考える子もいますし、早く進みたい子もいます。色々な角度からアプローチをすることでその子の理解力も深まりますし、算数に対しての苦手意識も薄れていきます。勉強だけではありませんが自分の子どもがもし、他の子と違ったら...周りと違ったら...と思うと心配になると思います。ですが周りと違うということはそれだけで価値があります。周りと違うということは自分の考えを持ち、自分の感覚があり、自分なりの行動ができているということです。それは大人になってから役に立ちます。
世の中を変えてきた人、新しいものを作ったり発見したりした人たちは、他と違う考えを持っていたからそこにたどり着けたのです。
自分の子が周りと違ったら、それは将来、すごい人になる可能性を秘めているということです。
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。