覚えるだけではない算数数学
学校の5教科の中でも数学は暗記するだけでは解けない教科です。解き方を覚えればある程度の問題はできますが、応用問題は覚えたことを「どう使うのか」が分からないと解けません。それ以前に「なぜこうなるのか」という意味を理解していないといけませんが、そこまでは教科書には書いていないのが現状です。しかも、何となくこうだろうな~、という覚え方ではへんな癖がついたり複雑な問題を解くことができません。しかし数学は積み重ねの教科なのでしっかり教えてくれる人がいれば、すぐに点数が上がる教科でもあります。
すぐに追いつける教科
長期入院していたり不登校で学校に通ってない期間が長いと勉強の遅れが気になると思いますが、算数数学に関してはほとんど問題ありません。
学校の授業を受けていても、先生の言っていることが理解できていなかったり、分からないことを質問できなければ、勉強していないのとそう変わりません。復習しようとしてもどうやって勉強したらいいか分からなかったり、毎日新しいことを習うのでそっちに気を取られてしまい結局は放置したままになってしまいます。なので、中学3年生が実は「分数の計算や割合の意味を理解していない」というようなことはよくある話です。
実は中学校の3年間で習う数学の内容は3ヶ月もあれば学習できます。学校の授業はクラス全体の様子を見ながら進むので時間がかかります。そのため36ヶ月も時間を要します。学校に通えてないからといって必ずしも不安に思う必要は何もありません。
算数数学が苦手になる原因
1クラスに30人生徒がいるとすれば15人以上が算数数学を苦手と思っています。ではなぜそうなるのでしょうか。原因の一つは教科書のレベルにあります。レベルの高いものが多いのでそれ以外の生徒がついていけなくなります。その時点で1人ひとりにフォローができれば問題ありませんが、先生1人で30人を見るのでどうしても全員には目が行き届きません。それが積み重なることで、得意な子と苦手な子の差が開いてしまいます。
また、最近は文章問題が複雑になり「国語的算数」とも言われるようになりました。計算はできるけど問題文の意味が分からない、何を答えればよいのか理解できない、という生徒が多くなりました。読解力も必要になりますが文章問題も解き方のコツがあります。それが分かればすぐに解けるようになります。文章問題を解けるようになると文章への抵抗が少なくなるので、他の教科にも良い影響になります。
勉強のモチベーションになる
勉強は問題を解けるようになることでモチベーションが上がります。数学は解き方が決まっているので、一度覚えたら問題をすぐに解けるようになり点数が上がります。点数が上がることで勉強の面白さを感じることができるので、他の教科のモチベーションも上がります。
思考力を鍛えることができる
数学を勉強することで「物事を順序だてて考えるチカラ」が鍛えられます。
数学の問題を解くときは、「この問題を解くためには公式を使ってそのあと出た答えを当てはめて……。」というような感じです。特に中学校で習う証明はその最たるもので、2つの図形が合同なことを証明するためには、まずはどこが一緒なのかを考え○○だから○○になります。という答え方をします。
これは社会に出てからも大いに役に立ちますし自分の武器になります。この商品を売るためには、どんな人にどんなアプローチでどんな価格で……。というような考え方につながります。
出張での家庭教師も行っています。
- 算数数学の点数を上げたい
- 苦手だけど得意になりたい
- 退院したときに授業についていけるようになりたい
- みんなに追いつきたい
などなど、様々なご希望に対応いたします。
※現在、新型コロナウイルス感染症に伴い面会時間が短縮されています。各病院で面会時間が違いますので時間が取れない場合がございます。
※短期入院(例えば骨折などで1週間ほど入院する)でも可能です。例えば、これまで数学は遅れ気味だったが入院を期に追いつきたい、総復習をしたい、などなど
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。