分数が苦手な子用の簡単に解ける無料プリントです。小学校で学習する分数は算数数学の基礎(基本)になるのでしっかり理解しておきましょう。
分数で必要なもの
- 足し算引き算掛け算割り算などの四則計算
- 分数から小数に変換
- 帯分数を仮分数に変換
- 約分や通分をする
- 大小の大きさ比べ(不等号)
- 文章問題
- 時間になおす
無料でダウンロードできる算数プリントですが、家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。
2年生の分数
小学校では2年生の最後に分数を初めて習います。概念的な理解はまだ難しいので
ピザやリンゴを使って半分にしたものが2分の1だよ、という学習をします。
サラッと流されがちですがここで習う分数が一番大切です。
「〇個に分けたうちの〇個分」
これが基本となります。
3年生の分数
3年生では分数の大きさやたし算ひき算を主に習います。
- 分母と分子の数が同じときは1になる
- 分母と分子に同じ数を掛けても割っても大きさは同じ
- 分数と小数は同じ
- 数直線の読み方
- 整数ひく分数
4年生の分数
- 帯分数、仮分数、真分数
- 不等号を使った大小の大きさ
- 基本の文章問題
帯分数を仮分数に、仮分数を帯分数になおす問題はスラスラ解けるように!
5年生の分数
- 割り算を分数になおす
- 分数を小数、整数に変換
- 小数を分数で表す
- 分数の約分
- 通分して足し引き
- 〇分の〇倍で表す
どれも大切ですが特に通分と約分はしっかりできるようにしておきましょう。
6年生の分数
- かけ算わり算
- 逆数
- 割合を使った文章問題
- 時間や分を分数で表す
6年生で出てくる分数は、今まで習った内容の応用が多くなります。
ここで分数が分からなくなったら、一旦戻って3,4年生の分数から復習しなおすと分かるようになります。
分数が苦手な子への教え方
分数が苦手な子は
「どこまで分かっていてどこから分からないのか」
を確認してあげましょう。確認が難しいときは2年生の分数からやり直すと間違いがありません。
勘やだいたいで解いていた生徒は「え?これってこういうことだったの!?」という発見があると思います。低学年に対しては図を書いて説明するか、実際にものを使うと目で見ることができるので理解しやすくなります。例えば、リンゴを切るときに縦に半分に切って
「2つに分けたうちの1つ分だから2分の1だよ」
と経験させるのも良いでしょう。リンゴでなくても他の果物やピザなどでもOK。
最初から難しい問題を解くのではなくまずは2分の1、4分の1が全体のどれくらいなのかをイメージできるようになることが大切です。
このイメージができると、分数だけではなく小数も理解しやすくなります。
中学校でも分数は必要
中学生になるとこんな形で分数が出てきます↓
文字式、方程式、連立方程式などで分数が使われます。他にも文章問題やグラフなどあらゆる分野で出てくるので早めに分数の苦手を克服しておきましょう!
このプリントの製作者
算数が苦手な小学生専門の個別指導学習塾/数楽の家
算数が嫌い、苦手意識がある、数字すら見たくない、算数の日は学校に行きたくなくなる、という生徒たちを算数が「楽しい!」「面白い!」と思えるような授業で克服に導く場所です。原因は何なのか、いつからそうなったのか、という理由をピンポイントで見つけ出して、一つひとつクリアにしていきます。
授業内容はひたすらプリントを解かせる。ではなく、「なぜそうなるのか」という理由を優しく解説しながら進めていきます。勉強法やテスト対策のアドバイスも行っています。
福岡県福岡市に場所を構えており、対面授業のほかにも算数数学オンライン授業や親御さん向けの正しい算数の教え方講座なども行っています。また、不登校の生徒に対応できる塾でもあります。
講師紹介
倉永 将太朗
チキン南蛮と地鶏が美味しい宮崎県出身
自身も算数数学で苦労した経験があることから、同じ思いをしている子ども達の心に寄り添いながらの授業を行っています。多くの生徒さんに喜んでいただき、現在は
福岡県でナンバーワンの口コミ数
をほこり、予約がなかなか取れない塾となりました。