算数・数学が苦手な子の受験対策
夏休みが過ぎて9月に入ると中学3年生は部活も終わり受験に向けての勉強の時期になりますね。今問い合わせが増えているのは「算数・数学が苦手な子の受験対策」はどうすればいいですか?という質問です。
※ここでは「苦手な子」=普段のテストで50点以下の子とします。
ここから偏差値の高い高校を受験するのであればかなり追い込んで勉強する必要がありますが普通の偏差値の高校を目指すのであればそれなりの勉強がありますのでご紹介!
100点は捨てる
テストの点数はもちろん100点に越したことはありません。ですが受験の問題は、必ず「100点を取らせない」ような問題が出ます。その問題はとても難しくごく一部の生徒しか解くことができません。その問題を無理して解こうとすればかなりの時間が要りますし合っているか分かりません。そんな問題に時間を掛けるよりも難しい問題は最初から捨てて80点~90点を確実に狙う方が確率が高いです。
勉強法
学校や塾ででる過去問には超難問も含まれています。もちろん挑戦してもいいですが分からないことがほとんどだと思います。過去問は大体5年分くらいをしますので最後の超難問も5問あることになり5問とも分からないとなると「大丈夫なんだろうか…」と心配になりますしモチベーションの低下にもつながります。そうなるよりか中級の問題をできるように何回も練習したほうが確率が上がります。また、中学1年生で習うような基本的な問題で意外と分かってない問題もたまに出るのでそういう問題に時間を割いたりもいいでしょう。
これわかる??
意外と理解していない生徒が多いのでここで紹介します。
a²×a³=?
この問題皆さん分かりますか?この答えはa⁵です。指数とは「その数が何回掛けてあるか」を表しているのでa²とはaが2回かけてるということ、a³はaが3回かけてあるということなのでトータルでaが5回かけてあることになりa⁵が答えになります。
この問題は初歩的な問題ですが意外とできません。こんな感じの問題が受験でも何問か出るので難しい問題をひたすらやるのもいいですが基本的な問題から見直し、できる問題を落とさないように何回も練習することも大事になります。
無理して塾に行く必要はない
受験は大事なので塾に通わせないと...と感じるかもしれませんが、数学に限っては必ずしも塾に行く必要はありません(レベルの高い高校を受験するときは行った方がいいかもしれませんが)過去問やテストをもう一度見直し分からない所を学校の先生に聞きに行くだけでも十分できます。塾に行けば学校でするよりも多くの問題が出るので勉強した気になりますが結局はどれだけ理解しているかですし学校の先生に頼めば問題のバリエーションを増やしてくれるので塾と変わりません。もちろん塾で勉強した方がモチベーションが保てるのであればその方がいいですが高校受験は結局はやる気次第でどうにでもなります。
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。