小学校2年生の勉強や宿題に使える練習プリントをダウンロードできます。「文章問題」や「かけ算九九」「センチ」「リットル」「時計」「100よりも大きな数」などの基本問題が練習できます。算数が苦手な子専門の個別指導塾の先生が実際に授業で使用して結果が出た内容を厳選して作成しています。
学校の授業が「わからない」「できない」という小学生は応用問題ではなく基本問題を中心に勉強しましょう。
問題が解けないということは「解き方を理解していない」か「数が大きすぎて理解が追いつかない」かです。(イメージとしては134×23はすぐに答えが出せませんが、4×3はすぐに答えられますよね)。
問題が解けないからといって、何回も134×23を練習するのも悪いことではありませんが、そもそもの基礎が分かってないことがほとんどですので一旦4×3に戻って少しずつレベルを上げていきましょう。
2年生の単元
- 足し算、引き算(筆算)の計算、繰り下がり、繰り上がり
- センチ (長さ)
- 水のかさ (リットル)
- 図形(三角形、四角形、正方形)
- 時計
- 文章問題
- 大きな数
- 工夫して計算
- かけ算九九、九九のきまり
- 100マス計算
- お金
- 分数
- 100よりも大きな数
※総復習、まとめ、単元別、テスト対策などを随時更新していきます。
個人差が大きい小学2年生
小学校の低学年はまだ個人差が大きくでてしまう時期です。
- 繰り上がり繰り下がりの計算が遅い
- 文章問題の意味を理解していない
- 時計が読めない
- 長さ(㎝、m)のイメージができていない
- かけ算九九を覚えられない
などなど、クラスのみんなとくらべた時に差を感じてしまうことがあると思います。
しかし、あわてて「もっと勉強をさせなくては…」となると、子どもが算数を苦手と感じるようになったり、勉強意欲が落ちてしまうことがあります。無理をして勉強させるよりも、日常の中で算数に対してのイメージができるように誘導してあげましょう。
例えば、
- 大人用のお箸と子供用のお箸を見比べてどっちが大きい??(物の大きさのイメージの練習)
- 時計を見せながら3時になったからおやつを食べようね~(1時、2時、3時など大まかな時間の見分け方)
などなど
繰り上がりのたし算の教え方
繰り上がりのたし算がスムーズにできない場合は、「5ずつに分ける」か「10を作る」方法を伝えてあげましょう。
5ずつに分ける方法とは、例えば「6+7」のとき、6を1と5に分けます、7も2と5に分けます。そして5+5で先に10を作って、そのあと2+1で3を作ります。最後に作った10と3を足せば完成です。
10を作る方法は、例えば「6+7」のとき、6にあとどれだけ足したら10になるかを考えてもらいます。6+4で10になるので「4」をもらってきましょう(どこから?)、7から4もらいます。そうすると10と3になるのであわせると13になります。
そもそも「10」を作るのが苦手な時
なにを足したら10になるのかピンと来てない時は、10を作る練習に一旦戻りましょう。
ブロックやおはじきなどを使って目で見て判断できる形を作ってあげるとイメージがしやすくなります。
2年生のつまずきやすいところ
「かけ算九九」「文章問題」
文章問題でつまづく子は、数字の計算ではなく文章自体が理解できてない可能性があります。読解力が追いつかず計算できないのであれば、まずは本を読んで練習するのが早いかもしれません。無理をして文章問題を読ませようとしても頭に入ってこないばかりか、苦手意識が高まることにもなりかねません。
テストの点数が悪かった時
いつもは点数が良いのに今回のテストは50点以下だった…………どうしたのだろうか。
と思われることがあるかもしれません。そんな時はテストの問題をもう一度解いてもらい、できていればOKにしてあげましょう。小学2年生はまだ集中力が一定ではないので、テスト中でも外の様子が気になったり隣のクラスの音に興味を持っていかれてテストに集中できないことなど、ざらにあります。そして、解けなかったところではなく「解けていたところ」に目を向けて褒めてあげてください。
最低限できて欲しいところ
2年生で最低限出来て欲しいのは「掛け算九九」「筆算の繰り上がり、繰り下がり」です。
計算は算数数学の根幹にあたるのでここを分かってないと何もできなくなります。残りの図形や時計、センチやリットルなどは、あとからぼちぼち進めても何とかなります。
もちろんすべてできていたほうが好ましいですが、どうしても時間が取れなくて最低限の単元だけ!というのであれば「掛け算九九」と「筆算の繰り上がり、繰り下がり」の練習をしましょう。
算数の教え方
子供に教える時に大切なことは言葉の使い方です。「違う!」「なんで解けないの?」「他の子はできているよ?」というようなネガティブな言葉は使わないようにしましょう。言葉に気を付けるだけで算数が苦手、嫌いという心になりにくくなります。
講師紹介
倉永 将太朗
チキン南蛮と地鶏が美味しい宮崎県出身
自身も算数数学で苦労した経験があることから、同じ思いをしている子ども達の心に寄り添いながらの授業を行っています。多くの生徒さんに喜んでいただき、現在は
福岡県でナンバーワンの口コミ数
をほこり、予約がなかなか取れない塾となりました。