なんでテーブルの上に足を上げたらいけないの?
当たり前のことでもすぐに「なんで!?」と聞きたくなるなぜなぜ期。
今回は「テーブルに足を乗せては いけない 理由」と「車のダッシュボードに足を載せたらダメな理由」をお伝えします。
子どもから不意に来る「なんで?」の質問、
大人の中では常識で当たり前な事でも、子どもからすれば初めて習う不思議な事です。
「なんでじゃなくて言う事を聞きなさい!」と押さえつけてしまうと子どもの中にはモヤモヤしか残りません、それが積み重なると「反発」という形になってしますので
しっかり、子どもが納得いく説明をしてあげましょう。
子どもはいろいろな事を知りたくてたまりません。
「なんで?」と聞くのは知りたいと思う気持ちがあるからです、その気持ちを否定してしまうと、知ろうとする心が失われてしまい、「なんでもいい」「どうでもいい」と思う人間になってしまうので気を付けてくださいね。
テーブルに足を乗せては いけない 理由
衛生的な問題
足は地面と接しているので常に汚れています。その汚れている足をテーブルに乗せたら汚れがついてしまいます。
靴下だけでも雑菌だらけです。足汗もかきます。
だから他人の使用した靴下は嫌がられますよね。
机の上には食べ物や飲み物などを置いて食事しますから、テーブルについた汚れが口に入って病気になる可能性もあります。
使い方の問題
モノにはそれぞれに使い方があります。
机に足を載せてはいけないのはそういう使い方をするものではないから
です。
エンピツは鼻の穴に挿すものではありませんしテレビもパンチするものではありません。だからダメなのです。
最初が肝心
「まだ、小さいからわからないだろう」とテーブルに足を乗せるのを許し「3歳になったから」「明日から幼稚園に入園するんだから」「もう5歳なんだから」「弟が生まれてお兄ちゃんになったんだから」と親や先生が勝手に区切りをつけ、急に躾を始めるとどうなるでしょう。
子どもにしてみれば、今まで許されていたことが、ある日突然「ダメ!」となるので「何で今まではよかったのに急に変わるの⁉」となり、言うことを聞いてくれなくなります。そして、言うことを聞かないので「何度言ったらわかるの!悪い子ね!」と怒鳴ったり、叩いたりする事態に陥ります。
これは躾とは言えません。体罰はNG。初めてテーブルに足を上げた時に教えていれば素直に従い、親も怒鳴ったり叩いたりする必要はなくなります。躾を途中から変えるのは親子ともにストレス、大変苦労を伴います。
車に乗ってるとき足を上げたらなぜダメ?
助手席でダッシュボートに足を乗せてはいけない理由があります。
乗せた足が、運転手の視界の妨げになるということもありますが、もっと大切なことは、もし助手席エアバックが開いた際には、乗せていた足がふっ飛ばされて自分の顔面に激突する、ということです。
エアバッグは、それほど大きな衝撃でなくとも作動することがあります。事故そのものは衝撃が弱くても、助手席に乗せていた足はエアバッグに飛ばされてちょうど顔の当たりに飛んでくるので、大けがになります。
「行儀が悪いから」の一言で済ますよりもきちんと説明した方が子どもも、よく聞いてくれます。
最初に書いたように子どもの「なんで?」は突然来ます。
どんな質問が来ても対応できる準備が必要ですね
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