小学5年生で学習する正多角形の練習問題プリントです。算数が苦手な小学生用なので正五角形や正六角形、正八角形の内角の角度や作図方法、中心の書き方などが難しいという子供でも解くことができます。無料でダウンロードできるPDF教材なので家庭学習(ホームスクーリング)や宿題、テストなどにお役立てください。
正多角形の練習プリント
無料でダウンロードできる算数プリントですが、家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。※画像をクリックするとPDFに飛びます。
正多角形の中心の角度
正多角形の中心の角度を求めるときは、「円は一周が360°」を使いましょう。
- 円を5つ分に分けたうちの1つが正五角形の1つの中心の角
- 円を6つ分に分けたうちの1つが正六角形の1つの中心の角
- 円を8つ分に分けたうちの1つが正八角形の1つの中心の角
になります。
ピンときていない場合は、角度のイメージが薄い可能性があるので「直線は180°」「円は360°」「三角形の3つの角度を足したら180°」「四角形の4つの角度を足したら360°」を使った角度の計算から復習をしてみましょう。
二等辺三角形の特徴
正多角形の単元では、二等辺三角形がでてくるので特徴を確認しておきましょう。
- 2つの辺の長さが等しい三角形
- 2つの角が等しい三角形
「2つの角が等しい」を使って角度を求めるときにピンとこない場合は、2つに分けるという意味が理解できていないかもしれません。例えば、30や24の半分は?という問題を使って確認をしてみましょう。
余裕があれば、二等辺三角形と合わせて正三角形の特徴である「3つの辺の長さがすべて等しい」「3つの内角が全て等しく、それぞれ60°」も確認しておきましょう。
正多角形と多角形の違い
「正」が付いている多角形は「辺の長さが全て等しい」、正が付いていない多角形は「辺の長さがバラバラ」という違いがあります。例えば、正三角形は3つの辺の長さが全て等しいですが、三角形というのは3つの辺の長さがバラバラということになります。
算数の教え方
家庭学習(ホームスクーリング)などで子供に算数を教えるときは、ネガティブな言葉はできるだけ使わないようにしましょう。例えば「違う」という言葉は子どものやる気を削いでしまいます。答えが間違っている時は「違う」ではなく「惜しい」という言葉に変換してあげると嫌な気持ちにならずに勉強することができます。数楽の家では算数プリントや算数の教え方のコツなども発信していますのでぜひお役立てください。
記事とプリントについて
この記事は、算数が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家によって書かれています。たくさんの子ども達と関わった経験から「こうしたらもっとよくなります!」を発信していますので参考にして頂けましたら幸いです。
プリントも、実際の授業で使ているものからさらに厳選して掲載していますので、テスト勉強や予習復習、宿題としてもお使い頂けます。学校に通ってない(不登校)生徒やホームスクーリングを取り入れているご家庭、中学受験に向けて動き出している方の自宅学習用としてもお使いください。