小学2年生の算数まとめプリントです。文章問題、長さ(㎝、㎜、m)、時計(時こく)、はこの形、水のかさ(ℓ、㎗)、分数などの重要な単元からポイントになる部分を厳選しているので復習や宿題、ホームスクーリング(自宅学習)などにお使い頂けます。
小学2年生のまとめプリント
無料でダウンロードできる算数プリントですが、家庭内での個人利用以外は利用規約を一読して下さい。
つまずきやすい単元
小2の算数でつまずきやすい所は「時計の読み方」「長さの単位変換と計算」「文章問題」「分数」などです。3年生になる前にどれくらい理解できているか確認してみましょう。
文章問題
文章を読みながら、この問題は「足し算なのか引き算なのかかけ算なのか」が判断できるかどうかがチェックポイントです。文章問題を解くのが難しいときは「文章の意味を理解できていない」か「計算が定着していない」場合があります。意味が理解できない時は絵や図を書いて目で見ながら考えるようにしてあげましょう。
時こくと時間
「5分、10分、15分、20分…」などの分の数え方、「1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒」の単位変換、がチェックポイントです。単位変換が理解できないと時間の計算が難しくなるので日常生活の中で、少しずつ取り入れていきましょう。
1000までの数
位が違う計算「100+3」などの計算が解けるかどうか、199や999の次の数、500や700の1つ前の数がスラスラ言えるかがチェックポイントです。100+3の答えが400になる時は、どこに足せばいいのかが分かってないので解説をしてあげましょう。
長さ
定規の見方や物の測り方、「1㎝=10㎜」、長さの足し算引き算ができるかどうかがチェックポイントです。大きさのイメージも必要になるので、イスと消しゴムはどちらが大きいのかなど、日常の物を使って感覚の確認をしておきましょう。
水のかさ
L、dL、mLの読み方、「1L=10dL」の変換、足し算引き算がチェックポイントです。長さと同様に水の量の感覚が必要になるので「コップに入っている水の量とバケツに入っている水の量のどちらが多いか」などで感覚の確認をしておきましょう。
三角形と四角形
辺や面、ちょう点がどこなのか、直角の意味、長方形と正方形の違い、線が繋がっているか、丸っこくなっていないかなどの判断、作図(三角形と四角形が書けるかどか)がチェックポイントです。作図が苦手な場合は、薄く書かれた線をなぞりながら書く練習をしてみましょう。
はこの形
「頂点が8つ、面が6つ、辺が12本」で直方体や立方体ができていることや、展開図を組み立てたときにどんな形になるのかがチェックポイントです。展開図の組み立ては実際に図形を組み立てながら考えるとイメージしやすくなります。
分数
「何個分に分けたうちの何個分か」の意味、分数を書くときの順番は下から(分母)から書き始める、読み方も下から、分数は同じ大きさに分ける、が理解できているかどうかがチェックポイントです。読み方や書き方は最初に間違って覚えてしまうと、覚え直すのに時間がかかるので要チェックです。
計算が苦手な小学生の練習方法
計算のスピードが遅い、指を使って計算をする、長く考えてしまうなどの場合は、1桁の足し算引き算まで戻ってみましょう。1桁の足し算引き算ができるなら「8+7」「12-4」などの繰り上がり繰り下がりの練習に進みます。計算が苦手な小学生のほとんどは「繰り上がり繰り下がりの計算」が定着せずに、次の単元に進んでしまっているのでここを繰り返し練習してみましょう。
小学2年生の特徴
小2はまだ脳の発達に差がでる年齢なので、文章の意味や単位を変換することに対してピンとこない事が多々あります。今できないからといって焦る必要はないので、同じことでも繰り返し練習をしていきましょう。
ノートの使い方
小学2年生が算数の計算をノートに書くときは、できるだけ数字を大きく書くようにしましょう。「足し算のひっ算」や「引き算のひっ算」は特に気を付ける必要があります。ひっ算の数字を小さく書いてしまうと、0と6、1と7の数字の見間違いや繰り上がりの数字を見落とす場合があります。
記事とプリントについて
この記事は、算数が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家によって書かれています。たくさんの子ども達と関わった経験から「こうしたらもっとよくなります!」を発信していますので参考にして頂けましたら幸いです。
プリントも、実際の授業で使ているものからさらに厳選して掲載していますので、テスト勉強や予習復習、宿題としてもお使い頂けます。学校に通ってない(不登校)生徒やホームスクーリングを取り入れているご家庭、中学受験に向けて動き出している方の自宅学習用としてもお使いください。