
小学4年生の壁について
皆さんこんにちは!算数・数学が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家の倉永です!
今回は小学4年生の壁についてです。
子育てをされている親御さんなら一度は聞かれたことがある言葉「小4の壁」、でも聞いたことはあるけど具体的にどういう事なのか分からないという方に今回は具体的にお話しします。
まず小4の壁をざっくり説明すると、
4年生で習う算数の内容を理解できれば、5年生、6年生も楽しく算数を勉強できますが、4年生の内容が理解できなかったら、そこからずっと算数が苦手になるという乗り越えられるかどうかの瀬戸際のことです
4年生になると分数、少数、の計算問題に加えて文章問題が出てくるのが一番の原因です。
これが実際の問題です

大人から見れば簡単ですが子どもから見たら難しい感じがします。
4年生は、まだ少数、分数の計算が定着していない状態です、
その状態で更に文章問題がくっついてくるので、ダブルで分からなくなります。、
本当は、こんなに難しい文章問題をする必要はないんです。
小学生で習う「算数」は、足し算、引き算、かけ算、割り算と分数、少数の計算ができれば
それでOK。むしろ何回も計算を練習して完璧にしてから中学校に上がらないといけないのですが難しい文章問題が入るせいで、
文章問題できない→つまらない→算数全てしたくない となってしまいます。
なぜ難しい文章問題があるのか?
教科書を作っているのはエリートの人です。エリートは頭が良いので、「これくらいできるだろう」と自分を基準にして考えるので子ども達にとって難しい問題だという事を理解できません。
確かに問題を解くよりも問題を作る方が大変なので、頭のいい人が作るのは理にかなっていますが子ども達のレベルに合わせて作ってもらいたいものです
(ここは文句を言っても変わらないのでスルーしましょう)
子どものうちから難しい問題をさせるべき!!!!
「文章問題が難しいからする必要はない」と言うと必ず言われるのが、
そんな甘やかしたらダメだろ!ゆとりじゃないか!と反論があります。
その意見も間違いではないのですが、
今回私が言っているのは、算数が苦手な子に向けてなので少し違いますね、
子どもというのは好きな事だけやって嫌いな事はやりたくない時期です。
強制することもできなくはないですが「強制してやらせたこと」と「楽しくてやった事」には大きな差がでます。
大人ならそれがイメージできると思います
ですから無理して文章問題をやらせて算数を嫌いになるよりか、
計算問題を何回も練習して完璧にしたほうがいいいです。
文章問題は説明して理解するのが大変な部分がありますが、計算はやり方が決まっているのであとは何回も練習すればすぐにできるようになります
文章問題をあまり真剣にしないで良い理由
小学校で習う文章問題は、中学校に入ってからも同じようなものが
出ます。何が違うのかというと、中学校は、方程式や文字を使うので簡単に解くことができます。あんなに小学校で悩んだのに中学校の方法を使ったら簡単じゃん!と思う生徒が多い事でしょう
まとめ
小学5、6年生になって文章問題ができなくて点数が取れなくても心配しないでください。それは中学校でできるようになります。
注目すべきは、ちゃんと計算ができているかです
特に、分数、少数のかけ算、割り算がしっかりできているかを見てあげて
それができていれば褒めてあげてください
それでも、心配でしたらご連絡頂ければ文章問題を簡単にとけるように
解説をさせて頂きます。
何でもコツがあるのと一緒で、文章問題にも解き方のコツがあります。
それが分かれば、簡単ですのでご心配なさらずに

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