皆さんこんにちは! 算数・数学が苦手な子専門の個別指導塾/数楽の家の倉永です! 今回はなぜ勉強しないといけないの?についてです!
子ども達からよく聞かれることの中で一番多いのが
「なんで勉強しないといけないの?」です、
皆さんは聞かれたときになんと答えていますか?
「将来必要だから」「いい大学に入るため」「自分のため」
など様々な答え方がありますが、どうも子ども達はよく分かってないようなので納得できるような理由をご紹介!
結論から言うと
結論から言うと勉強しないといけない理由は
「生きるため」です。
これを言うとかならず「え~、そんなわけないじゃん!」と言われます。
まあ当然ですよね。その時は子どもにこう言ってみてください。
じゃあ、「毎日どうやって生きてる?」
家に住んで、服を着て、ご飯食べて、学校にいって、
勉強して......みたいな感じだよね。
「その中で絶対に外せないのはどれ?」
食べることだよね?
つまり生きること=食べることなんだよ
じゃあ、「食べるためにはどうする?」
スーパーに買いに食材を行くよね?
「買うためには何がいる?」お金がいるよね。
じゃあ「お金はどうやってもらえる?」働かないともらえないよね
働く為には会社に入らないといけない、入るためには入社試験と面接があり
しかも定員が(数が)決まっている。
全員は入れないので何かの基準で選ばないといけない、その基準がどれだけ勉強できるかです。もちろん勉強ができるだけが全てではありませんが面接官は、あなたのことを何も知らないので、テストの点数(学校の成績)で判断するしかないんです。
点数が低ければ(勉強ができなければ)試験で落とされてしまい、会社に入れず、働くことができません。
「働けなければお金がもらえない」
↓
「お金がもらえなければ、食べることができない」
↓
「食べれなければしんでしまう。」 ほら!死んじゃうでしょ?
子どもは横やりを入れてきます。
理由を説明すると必ず子どもは横やりを入れてきます。
「じゃあ社長になればいい」や「アルバイトはすぐできる」
などなど、自分が思いつく限りの屁理屈で対抗しようとしますが、
面倒くさがらず、全部答えてあげてください。
子どもは、分からないから聞いてきます。それに対して中途半端な答えだと、もやもやしたままで終わってしまいます。
その状態でまた「勉強しなさい!」と言われても、 「なんでせないかんの⁉」に逆戻りしてしまい結局反発します。
なので、できる限り納得できる答え方をしてあげてください、
子どもの将来の夢に例える
子どもに「なりたい将来の夢」があればそれに例えてあげるのが一番です。
「スポーツ選手」だったら、相手の情報を調べたり統計をとったり、負けた原因を調べたり、税金の計算をしたり、体のトレーニングや回復の為に、筋肉の名前を覚えたり、インタビューでしゃべるために教養が必要だったり、
最近はやりの「YouTuber」だったら、
まずパソコンを覚えないといけないし、企画を考えるためにいろんなことを知っとかないといけないし、喋るならトーク力が必要だし、
というように、勉強に結び付けて話してあげると、響きやすいと思います。
生きていくうえで必要
生きていくうえで勉強は切っても切り離せません。
その練習をするのが、学校の勉強です。
大人の立場から言えば、学校の勉強が全てでないのは分かっていますが、
勉強ができることに越したことはないし、大体の職業は、資格や免許が必要なのでどうせ勉強します。
だったら子どものうちから取り組んだ方が楽です。
子どもの性格によって答え方も変えてもいいと思います。
ざっくりが好きな子は、
「頭の体操」や「ただのゲーム」だよ、
と言い変えてみる。
国語は、漢字を覚えたら勝ち、文章を読んで何を言いたいかを見つけられたらクリア。 算数なら、計算して正解ならクリア。
みたいな感じで
まとめ
人間だれしも納得できる理由があれば行動します。 でも子どもの場合は、
いくらパーフェクトな答え方をしても、認めたくなかったり、やりたくないと思えば、意味もなく反発したりするので、
理由を説明しても聞かないときは、ほっといてください。
ただ、「なぜ勉強するのか」は何回も根気強く言い聞かせてください。
何回も言いていれば、自然と記憶に残り、いつか分かる時が来ます。
あきらめないで何回も言い続けてくださいね。
数楽の家
数楽の家は不登校に対応できる塾でもあるので、学校に通っておらず勉強が止まっている生徒も気軽に通うことができます。ホームスクーリングの教え方や保護者様向けの「算数の教え方のコツ」をお伝えするコースもあります。
小学生は算数教室、中学生は数学の個別指導、県外の方には算数数学のオンライン授業も行っています。